住宅ローン|事前審査に落ちる確率5%【審査落ちした時の対処法】
住宅ローンの事前審査に落ちちゃった。
同じ年収でも審査に通過する人もいれば、落ちる人もいます。
住宅ローンを利用するには事前審査・本審査のどちらの審査にも通過する必要があります。
2回の審査と聞くと少しハードルが高く感じますが、事前審査に落ちる確率は5%程度と言われています。
万が一、審査に落ちてしてもマイホームを諦めなくて大丈夫です。
今回は、事前審査に落ちた時の対処法について詳しく解説したいと思います。
ぜひ最後までお付き合いください。
- 住宅ローンの審査ポイント
- 審査内容は保証会社による
- 金融事故に要注意
- 住宅ローンの審査落ちした時の対処法
審査に影響を与えるポイント
同じ年収・同じ借入額・同じ返済方法
まったく同じ条件でも、審査に通過する人と、審査に引っ掛かる人がいます。
じつは住宅ローンで審査するのは銀行ではなく保証会社になります。保証会社がNGといえば、審査落ちで住宅ローンの利用ができません。
保証会社の審査基準は、国交省による「民間住宅ローンの実態に関する調査結果報告書」の中で詳しく記されています。
- 完済時の年齢 98.7%
- 健康状態 97.9%
- 借入時の年齢 97.2%
- 担保評価 96.1%
- 勤続年数 93.2%
- 連帯保証 93.1%
- 返済負担率 93.0%
- 年収 92.9%
- 金融機関の営業エリア 90.7%
- 国籍 73.3%
完済時の年齢は80歳までとなっていて、50歳で15年ローンを組むのと、50歳で30年ローンを組むのとでは、後者の方が審査が厳しくなります。
他にも返済負担率・年収・勤続年数などの大小も、審査の通りやすさを分かける項目になりますね。
住宅ローンの審査に落ちた時にやるべきこと
審査落ちでマイホームの夢は途絶えちゃった。
審査落ちしたからと住宅ローンの利用が完全にできないわけではありません。
審査落ちした場合は行動は次の2つです。
- 他の金融機関で審査
- 借入条件を変える
詳しく解説します。
【住宅ローンに落ちたら①】他の金融機関で審査
A銀行では審査落ちしたけど、B銀行では審査に通過した!
借入金額・年収など、借入条件がまったく同じでも金融機関によって審査結果が変わることがあります。
最初から複数の金融機関に住宅ローンの事前審査を打診してみるのもアリですね。
また金融機関によって適用金利が変わってきます。金利差によって総返済額が何百万円も変わることがありますので金利の比較は必須です!
住宅ローンの審査依頼は金融機関の窓口で行うのが一般的ですが、金融機関ごとに窓口で手続きするのは大変です。
最近ではネットを利用した一括比較が可能となっています。便利なサービスなのでぜひ利用したいものですね。
事前審査は無料で行えますので、まずどこの金融機関に審査が通るのかを確認するのは金利を比較するのにもとっても大事なことです。
よく勘違いされる方がいますが、事前審査とローン契約はまったく別の手続きです。
最終的に利用する金融機関は任意で選ぶことができますので、安心して複数の金融機関へ事前審査を打診してみてください。
事前審査に落ちたということは返済能力に難ありという結果です。
同じ条件で他の金融機関の審査に通った場合でも、一度返済計画を見直してみましょう。
【住宅ローンに落ちたら②】借入条件を変える
住宅ローンの審査は何度でも行えますが、最初と同じ条件で再審査しても結果はすでに出ています。
その条件では返済が難しいという理由で審査落ちした可能性が高いので、借入条件を変えて再度審査することになります。
具体的な方法は、
- 頭金を入れる
- 夫婦の収入合算
- 借入金額を抑える
頭金を入れると借入金額が少なくなるので審査が通りやすくなります。
金融機関によっては借入金額の10%分の頭金を入れることで、金利が低くなるといったメリットもあります。
子どもの教育費や万が一の出費に備えたいから頭金は入れたくない。
という人もいると思います。
もし夫婦共働きであれば、パートナーの収入も合算することで返済負担率を抑えることが可能です。
働いてないし、頭金も入れたくない。
という場合は選択肢が狭くなり、借入金額を少なくすることも考えないといけませんね。
事前審査に落ちたときの対処法|まとめ
事前審査に落ちた時の対処法をご紹介しました。
もう一度おさらいです。
- 他行で審査する
- 頭金を入れる
- 夫婦の収入合算
- 借入金額を抑える
事前審査に落ち=返済能力に難あり、こう判断されたと言い換えられます。
他の金融機関で審査が通っても返済計画は見直した方が良いかもしれませんね。
万が一住宅ローンの審査に落ちてもマイホームを諦めなくて大丈夫です。
また住宅ローンは金利によって総返済額が大きく変わり、金利差0.1%でも数10万〜100万円以上返済額が変わることもあります。
事前審査は無料で行えますので、まずどこの金融機関に審査が通るのかを確認するのは金利を比較するのにもとっても大事なことです。
住宅ローンの審査依頼は金融機関の窓口で行うのが一般的ですが、金融機関ごとに窓口で手続きするのは大変です。
最近ではネットを利用した金融機関の一括比較が便利です。無料で手軽に利用できるでぜひ活用してみてください。
以上、参考になれば幸いです。