家づくりの基本知識
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【新築住宅|引越し準備】マイホーム入居前、工事終盤の手続きと準備を解説

kentikun
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はじめてのマイホームだから必要な手続きがわからない。

引越し前に必要な準備や手続きってどんなものがあるのかな?
電気、水道、暖房、ガスって引越してからすぐに使えるのかな?

家づくり初心者
家づくり初心者

注文住宅の工事が終盤に差し掛かり、いよいよ新居の暮らしに向けて準備をはじめる頃。

引越し前に必要な準備や手続きって何があるのかな?

工務店がどこまで手続きをしていて、自分たちはどんな手続きをすればよいのか分かりませんよね。

本記事では注文住宅の工事終盤の流れを解説します。

早めに手続きを済ませ引越し後すぐに快適なマイホームライフを送れるようにしっかり準備をしておきましょう!

新築住宅|引渡し・引越しまでの流れ一覧

引渡し日が決まるのは1.5〜2か月前くらいです。引渡し日が決まれば具体的な引渡し・引越しの予定を立てることができますね。

それでは引渡し日決定後から引渡し・引越しまでの流れをチェックしましょう。

引渡し1か月~1か月半くらい前

ビルダーから引渡し日を聞くのはこの頃だと思います。

工事の状況としては、大工工事が残りわずかというタイミングだと思います。

建主さんとしては、ここから新居に向けて準備を進める段階です。

  1. 住宅ローンの手続き準備 
  2. 司法書士・土地家屋調査士を選定
  3. 火災保険の比較
  4. ネット回線の解約or引越し手続き
  5. 引越し業者の選定
  6. 引越しの準備
  7. 今お住まいの管理会社へ退去日の連絡

引渡し2週間前

引渡しまでに工事代金をお支払いすることになりますので、余裕を持って手続きをしましょう。

  1. 金融機関と住宅ローン契約
  2. お住まいの電気、水道、ガスの解約手続き
  3. 引越しの荷造りはお早めに

住宅ローンの手続きが遅れて引渡しまでに融資実行されないと、引渡しが延びてしまいます。

引渡し翌日に引越を予定している場合は、キャンセル料が発生することも。。。

これでひとまず引渡し前の手続きは完了です。

引渡し当日

引渡しを受けてようやく「我が家」になります。

引渡当日に必要な持ち物はビルダーによって異なりますので、事前に担当者に確認しておきましょう。

実印だけで良い場合もあれば、住民票・印鑑証明書・諸費用の清算などが必要な場合も。

引越し当日

  1. ガスの閉栓
  2. 引越し先へ移動
  3. 管理会社の退去手続き
  4. 引越し先の近隣挨拶(する人は)

引渡し1か月前にやることを、少し掘り下げて解説します。

けんちくん
けんちくん

引渡し1か月~1か月半くらい前にやること

引渡1か月前までは、準備段階です。

  1. 住宅ローンの手続き準備
  2. 抵当権設定・建物表題登記の依頼先を決める
  3. 火災保険の準備
  4. ネット回線の解約or引越し手続き
  5. 引越し業者の選定
  6. 引越しの準備
  7. 学校を転校する場合はお早めに(手続き自体は数日で完了)
  8. 今お住まいの管理会社へ退去日の連絡

引渡日が決まることで、具体的な日程のすり合わせができるようになります。

引渡から逆算して必要書類を用意したり、引越し日に合わせてインターネットの開線手続き、引越し業社の選定もこの頃から開始しておきたいところですね。

抵当権設定は司法書士に、建物表題登記は土地家屋調査士に依頼します。

どちらも金融機関やビルダーに紹介してもらうこともできますのでご安心ください。

けんちくん
けんちくん

引越し費用は抑えるに越したことはありませんが、安すぎるのもかえって不安。壁を傷つけられたとか、冷蔵庫を傷つけられたとか、安かろう悪かろうな引越しになった方の声はよく聞きます。。。

まずは相場を知るという意味でも、引越しまでの日程に余裕があるこのタイミングで、費用を比較することから始めるのがオススメです。

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また工事中の災害はビルダーの火災保険で対応することになりますが、引渡後の災害は自分で備えなければいけません。

火災保険は金融機関から紹介されたり、ビルダーから紹介されることもありますが、基本的に任意となるので、ご自身でも一度見積もりしてみることをオススメします。

火災保険は同じ保証内容でも保険料は会社によって異なります。どこの保険会社を利用するか、早めに相見積もりをとって、検討しておきたいところですね。

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引越し前に新住所へ異動

住所の異動は引越し後に役所に行って申請するものですが、住宅ローンを利用する場合、新住所への異動が必須になります。

住宅ローンの契約(金銭消費貸借契約)のときは融資を受ける住所、つまり新住所が条件です。

入金確認できないと引渡しができないビルダー、新住所に異動しないと利用できない住宅ローン。

その結果、引っ越していないのに新住所に異動するというグレーな手続きが必要になってしまいます。

住宅ローンの契約(金銭消費貸借契約)のときに、新住所の住民票と印鑑証明証が必要になるので、今のお住まいのまま住所異動をすることは避けられません。

詳しくはこちらのサイトをご覧ください。

金銭消費貸借契約の前に『住民票の異動』をするべき理由(外部サイトのリンクです)

まとめ|工事終盤の手続きと準備

引渡し日が決まれば、次のような具体的な手続きに進んでいきます。

引渡し1か月~1か月半くらい前
  1. 住宅ローンの手続き準備 
  2. 司法書士・土地家屋調査士を選定
  3. 火災保険の比較
  4. ネット回線の解約or引越し手続き
  5. 引越し業者の選定
  6. 引越しの準備
  7. 今お住まいの管理会社へ退去日の連絡
引渡し2週間前
  1. 金融機関と住宅ローン契約
  2. お住まいの電気、水道、ガスの解約手続き
  3. 引越しの荷造りはお早めに
引渡し当日

引渡当日に必要な持ち物はビルダーによって異なりますので、事前に担当者に確認しておきましょう。

印鑑だけで良い場合や、住民票・印鑑証明証が必要な場合も。

引越し当日
  1. ガスの閉栓
  2. 引越し先へ移動
  3. 管理会社の退去手続き
  4. 引越し先の近隣挨拶(する人は)

以上、参考になれば幸いです。

ABOUT ME
けんちくん
けんちくん
実務経験16年の建築士
はじめまして。建築士の「けんちくん」といいます。

2006年から注文住宅の会社に勤めていて、実務では「設計・営業・現場監督」をしています。

仕事として家づくりに携わっているので頻繁に家づくりの相談を受けています。

マイナー資格ではありますが、高気密高断熱の設計・施工に特化した「BIS-Master」です。

そんな業界歴16年の僕が運営しております。

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