【家づくりに疲れた】注文住宅での家づくりが楽しくないと感じたときの対策
僕は16年以上家づくりに携わっていますが、
家づくりに疲れました。
どうしたら良いでしょうか。
こんな相談をされることがあります。
家づくりの期間は少なく見積もっても1年がかりと長丁場です。
プランが決まるまで半年、工事期間は着工から半年。
土地探しの期間を含めると数年越しで家づくりを行うことになります。
1年以上も高いモチベーションを維持し続けるのは難しく、途中でしんどくなる気持ちはよく分かります。
実際にTwitterでもこんな声がチラホラあります。
そこで、本記事では楽しいはずの家づくりが途中でしんどくなった場合どう対処すればよいか、お話ししていきます。
この記事はこんな僕が解説しています▼
- 2006年から注文住宅の会社に勤務
- 土地探しから間取提案、引渡しまで一貫した実務経験
- 営業、設計、現場監督をしている現役建築士
詳しいプロフィールはこちらからご覧ください!
家づくりに疲れたときは立ち止まる
・・・家づくりが楽しくない。
家づくりに疲れてしまうと家づくりが苦痛になります。
いっそのこと家づくり自体やめちゃお、なんて思ってる人もいるかもしれません。
家づくりがしんどくなったときはいったん立ち止まってみませんか?
家づくりの目的は「したい暮らし」を叶えるため
みなさんそれぞれ家づくりを始めたキッカケがあるはずです。
- のびのび子育てしたい
- 子どもをに部屋を与えたい
- リビングで家族団欒暮らしたい
- お庭でバーベキューがしたい
あんな家に暮らしたい、こんな家に暮らしたい、一軒家に住んだらこんなことがしたい。
「したい暮らし」を叶えるために家づくりを始めます。
ところが多くの人は家づくりの途中から目的が変わっています。最初はいろいろ夢を膨らませて家づくりを始めていたのに気がつけば途中から「後悔しない家づくり」が目的になっています。
僕のこの記事を読んでくれているあなたはきっと勉強熱心な人だと思います。
- 収納は多い方が良いって聞いた
- コンセントは多い方が良いって聞いた
- 間取りが不安だからセカンドオピニオンに相談しよう
いろいろ調べるうちに「したい暮らし」を叶える家づくりのはずが「後悔しない家づくり」へと気付かぬうちに目的が変わっているんです。
目の前の「後悔しない家づくり」も大事ですが、もっと大事なのは家づくりしたあとの暮らしです。
コンセントがどうとか・収納がどうとか、それも大事ですが家づくりのキッカケの「したい暮らし」が一番大事です。
暮らしたい家づくり・失敗しない家づくりは、まったく違う家づくりです。
どんな暮らしをしたいのかを一番に考え、それに向かって進んでいけばいいのです。
後悔しない・失敗しない家づくりばかりを考えてしまっているなら、家づくりは一旦ストップしてもう一度「したい暮らし」を考えてみてください。
家づくり当初→ 「したい暮らし」を手に入れるため
家づくり中盤以降→ 後悔しない家づくり
目的がブレないように!
家づくりが疲れる3つの原因
そもそも家づくりに疲れる原因は次の3つが考えられます。
- 考えることが多すぎる
- 決められない
- 不安が尽きない
考えることが多すぎる
家づくりとひとくちに言っても、考えなければいけないことは膨大にあります。
- 予算・住宅ローン
- 土地
- 住宅会社
- 間取り
- 仕様
- 照明器具
- 外構
これらを複合して考えなければいけないので、何から考えたら良いのか分からなくなってしまうものです。
考えることが多すぎて家づくりに疲れてしまう人は多いですよね。
たとえば、
窓枠の色を決めるにしても、外壁材・水切・屋根などの色も同時に考えないとチグハグな色のバランスになってしまいます。
全体を考えつつ決めないといけないので、頭の中がパンクしてしまう人も多いと思います。
決められない
クロスを決めるだけでも悩んでしまいますよね。
✔︎色は?
✔︎柄は?
✔︎部屋ごとに変える?
クロス1つを決めるだけでも悩んでしまうのに、これがもし複数同時に決めないといけない場合はもっと悩んでしまいますよね。
窓枠を決めるためにも、
- 窓枠は外壁に合わせた方が良い?
- そもそも外壁の色は?
- 屋根との色のバランスは?
窓枠一つ考えるにも考えれば考えるほど決められないものですよね。
まだできていない家の形状を想像しながら決めていくのってホントに大変。
これを決めたら次はこれを決めないと・・・決断疲れで家づくりが嫌になっちゃいますよね。
間取りなんて無限にパターンが考えられるものです。この間取りで良いのか、もっと良い間取りがあるんじゃないかと決断できないものですよね。
不安が尽きない
形になる前のものを決めるわけですから全部がイメージです。
それに決めるものは初めて選ぶものばかり。やっと決断した自分の判断がはたして本当に正解なのだろうかと不安に思うもの。
一つ、そしてまた一つと選択していくうちに、これまでの選択は本当に良かったのかと疑心暗鬼に陥るものです。
これだと決心してもしばらくするとやっぱり・・・と思うことはよくあることです。
自分の選択に自信を持てずに不安が尽きない状態が続くと家づくりが疲れてしまいます。
家づくりを立ち止まれないとき
一旦立ち止まることができない人もいると思います。
- 子どもの転校の関係
- 住宅会社との契約の関係
これらの人は立ち止まるよりも、家づくりのモチベーションを回復させることを先決しましょう。
モチベーションの回復に役立つのはここでもやっぱり「したい暮らし」をイメージすることです。
つまり家づくりを始める最初のキッカケに立ち返ること。
もしそれでもモチベーションが回復しないならいっそのこと数日程度、家のことは綺麗さっぱり忘れてみましょう。
荒療治でも意外と効果は絶大だと思いますよ。
もし間取りで悩んでいるのでしたら、一度最初から自分で間取りを考えてみることで、何か閃くことがあるかもしれません。
間取りを考えるときのポイントを解説した記事もあるのでリンクを貼っておきます。
【家づくりが楽しくなる】信頼できる担当者に相談
家づくりがしんどくなったときは気軽に僕たちプロに相談してください。
1人で悩まず、家族で悩まず、家づくりがしんどくなったら気軽に担当者にご相談ください。
ビルダー選びも大事ですが、どんな担当者かによっても家づくりの満足度に影響します。
考えることが多すぎてしんどい場合は「これはいつまでに、あれはいつまでに、それはいつまでに」と、建主さんがパンクしないように決めることを分解してお伝えするようにします。
仕様を決められない・決めたあとも不安だという人には、写真なり図面なり、できるだけイメージしやすいようにアドバイスします。
担当者がきっと力になってくれるはずです。そして信頼できる担当者と出会えたら家づくりはぜったい楽しくなるはずです。
これから家づくりを始める方は、この担当者は気軽に相談できそうだ、という人を選ぶと家づくりが楽しくなると思います。ビルダー選びの際は参考にしてみてください。
これからビルダー選びをする方は、「LIFULLHOME’S」の公式サイトをご覧になってみてください▼
もうビルダーを決めて家づくりを進めているんだけど、どうも担当者がどうもビミョウなんですよね・・・
そんな人は「ココナラ」から僕に直接ご相談ください。
\招待コード「GM4H7BFF」/
/1,000円キャッシュバック!\
【まとめ】家づくりに疲れたときの対処法
家づくりを始めていくうちに家づくりがしんどく感じている人は案外多いです。
- 考えることが多すぎる
- 決められない
- 不安が尽きない
みなさん家づくりを始めるキッカケがあり、ワクワクしながら家づくりをスタートしたはずです。
- のびのび子育てしたい
- 子どもをに部屋を与えたい
- リビングで家族団欒暮らしたい
- お庭でバーベキューがしたい
家づくりに疲れてしまう人の多くは「したい暮らし」を叶えるための家づくりではなく、後悔しないための家づくりに目的が変わっている人が多い印象です。
家づくりの本来の目的はしたい暮らしを叶えるためです。大事なことは家づくりではなく、家づくりしたあとの暮らしです。
どんな暮らしをしたいのかを一番に考え、それに向かって進んでいけばいいのです。
後悔しない・失敗しない家づくりばかりを考えてしまっているなら、家づくりは一旦ストップしてもう一度「したい暮らし」を考えてみてください。
最後まで読んでいただきありがとうございます。